2023/01/11
履歴書、職務経歴書、面接などさまざまな場面で必要になる自己PR。今回は自己PRの書き方や例文をご紹介します。
自己PRの作り方
「自身の強み・具体的エピソード・仕事にどう活かせるか」の3STEPで記載
- 私は責任感があり、常に患者様のことを考え仕事に取り組んできました。
- 前職では整形外科病棟に4年間勤めており、患者様が1日でも早く回復するために最適な業務をすることを常に心掛け、患者様だけでなくご家族の方にも安心していただける様に現在の状況や、退院後に注意する事など積極的に情報共有をしております。
- この様な仕事の取組みにより、同僚から患者様とご家族への対応のアドバイスをよく求められていました。貴院でもこの責任感を活かし、「あなたが担当で安心」と患者様から思っていただける看護をしたいと考えております。
STEP1:自身の強み
## -- 私は責任感があり、常に患者様のことを考え仕事に取り組んできました。 -- ##
自己PRの冒頭は、現在(自分がどのような人間なのか)に焦点を当てたパートです。
まずは結論として自分のアピールポイントを述べます。
## -- 長所・強み -- ##
優しさ - 人々を思いやる気持ちと行動ができる
コミュニケーション能力 - 人と円滑にコミュニケーションがとれる
責任感 - 仕事や任務に真剣に取り組み、責任を持って行動できる
柔軟性 - 状況に応じて適切な判断や行動をとることができる
チームワーク - チームメンバーと協力して目標を達成することができる
知識・技術力 - 専門的な知識や技術を持ち、それを活かして業務を遂行できる
誠実さ - 正直で誠実な態度を貫き、信頼を得ることができる
忍耐力 - 辛い状況や困難に対して、根気強く取り組むことができる
感受性 - 患者さんや周囲の人々の気持ちに敏感に寄り添い、適切なサポートができる
自己管理能力 - 自分自身をコントロールし、ストレスや感情を適切に処理することができる
などからアピールできそうなものを抜粋すると良いでしょう。
STEP2:具体的エピソード
## -- 前職では整形外科病棟に4年間勤めており、患者様が1日でも早く回復するために最適な業務をすることを常に心掛け、患者様だけでなくご家族の方にも安心していただける様に現在の状況や、退院後に注意する事など積極的に情報共有をしております。 -- ##
STEP2では、過去(自分がどのような経験をしてきたのか、何を意識してきたのか)に焦点を当てたパートです。
結論で述べたアピールポイントに関する具体的なエピソードを述べましょう。
この際、自分の強みを活かしてどんな貢献ができたのか、を意識して書くと相手に伝わりやすくなります。
エピソードを長々と書くだけで強みをどのように活かせたのか分かりづらい文章や、強みが活かせたことが書かれていない文などはNGです。
経験を述べるだけではなく、あくまでも強みを活かしたエピソードを書くことが重要です。
STEP3:仕事にどう活かせるか
## -- この様な仕事の取組みにより、同僚から患者様とご家族への対応のアドバイスをよく求められていました。貴院でもこの責任感を活かし、「あなたが担当で安心」と患者様から思っていただける看護をしたいと考えております。 -- ##
最後のパートでは、未来(自分がこれから職場にどう貢献できる人間か、どの様に貢献していきたいか)に焦点を当て記載します。「自分のアピールポイントを活かして長期的勤務したい」という意思を示すことが大事です。前のパートで書いたエピソードを踏まえ、自分がこの職場でどのように貢献できるのかをはっきり主張しましょう。
さらに、志望先の施設の看護理念や看護方針をホームページで確認し、
あなたの自己PRが希望先の施設と矛盾してしていないか確認も必要です。
自己PRを作る際の注意点
ネガティブな内容を入れてしまう
自己PRは、あなたの長所やアピールポイントを採用担当者に知ってもらうために作るものです。全体的に## ポジティブな内容にする事 ##を意識しましょう。
以前の職場の不満や愚痴などは、採用担当者に悪い印象を与えてしまいますので避けましょう。
また、謙虚さを意識するあまり「○○はできませんが」「○○の経験はないですが」など自分を卑下するような内容を多く記載してしまうと、「自信がない人」という印象を与えてしまう可能性があるため避けた方が良いでしょう。
経歴や長所を偽ってしまう
自分の長所をアピールしたいからとはいえ、## 自身の経験やスキルなどを偽ってはいけません。 ##
履歴書・職務経歴書の内容と面接での受け答えに矛盾が生じた場合、印象が悪くなってしまいます。
自己PRの内容が薄いと感じたとしても、決して虚偽の内容を書くのではなく、実際の経験やスキルをアピールするべきです。
アピールポイントを複数記載してしまう
たくさんアピールしたいことがあっても、## アピールポイントは一つに絞るようにしましょう。 ##
アピールポイントを複数記載すると、どれをアピールしたいのかがぼやけてしまい、あなたの良さが伝わりにくくなってしまいます。
採用担当者の印象に残ってもらうためにも、最もアピールしたい点一つを詳しく書きしっかりアピールするようにしましょう。
「御」院と「貴」院を使い分ける
面接など対面で相手方を表現する場合には「御(おん)」、履歴書やメールなど文面で相手方を表現する場合には「貴(き)」を利用し、相手方に敬意を表します。
例えば、病院・クリニックに対して相手方を表現する場合は
## -- 面接時:御院(おんいん) -- ##
## -- 文面時:貴院(きいん) -- ##
と表現すれば問題ないでしょう。
介護施設や訪問看護ステーションなど表現に迷う場合は
## -- 面接時:御法人(おんほうじん) -- ##
## -- 文面時:貴法人(きほうじん) -- ##
といった表現でも差し支えありません。
自己PRの例文集【17選】
能力・看護観を軸にした自己PR
私は責任感があり、常に患者様のことを考え仕事に取り組んできました。
前職では整形外科病棟に4年間勤めており、患者様が1日でも早く回復するために最適な業務をすることを常に心掛け、患者様だけでなくご家族の方にも安心していただける様に現在の状況や、退院後に注意する事など積極的に情報共有をしております。
この様な仕事の取組みより、同僚から患者様とご家族への対応のアドバイスをよく求められていました。貴院でもこの責任感を活かし、「あなたが担当で安心」と患者様から思っていただける看護をしたいと考えております。
私の長所は協調性です。
現職では後輩への指導、先輩からの指示に従う、チームの中堅的な立場で働いています。そのため、チーム全体の状況を客観的に観察し、自分が今何を求められているのかを常に考えながら行動していました。
普段の声掛けなど小さな意識だけでなく、多職種連携時にもどの様な共有方法が分かりやすく伝わりやすいか常に考え改善してまいりました。
その結果、上司や他部署から「情報共有がとても分かりやすくて素晴らしい」と高評価いただけました。
貴院に採用された際にもこの協調性を活かし、チームがより良く働けるように尽力したいと思っています。
私はコミュニケーション能力を強みとしています。
看護師として、患者様やそのご家族とのコミュニケーションは非常に重要だと考えています。
病状の説明や治療方針の説明に加えて、患者様やご家族の話をよく聞き、一緒に考え、選択肢を提示することを意識してまいりました。
このような姿勢が、患者様やご家族からの信頼を得ることができ、良好な関係を築くことができると考えています。
また、チーム内でのコミュニケーションも欠かせません。私は、チームメンバーと円滑にコミュニケーションを取り、助け合いながら業務に取り組んでいます。
貴院でも、私のコミュニケーション能力を生かし、患者様やご家族との信頼関係を築き、チームと協力して良質な看護を提供できるよう尽力いたします。
私は患者様の健康状態を的確に判断することができます。
看護師として勤務する中で術後の患者様の状態変化に気づき、迅速な対応をすることができました。
また、病棟全体の観察にも積極的に取り組み、早期発見・早期対応につながることも多くあります。
細かい観察に基づいた判断力にも自信があります。
患者様の言葉に留まらず、行動や表情、声のトーンなどを注意深く観察し、必要な処置を適切に行ってきました。
貴院においても、患者様の健康状態の管理に尽力し、より高度で質の高い看護を提供できるように努めます。
チーム医療に貢献し、患者様の安心と満足を実現するために全力を尽くします。
私は常に向上心をもって仕事に取り組んでいます。
看護師として3年間の経験を積んできましたが、私自身の能力に限界を感じたことはありません。
現在も研修プログラムやセミナーに積極的に参加し、最新の医療知識や技術を身につけるようにしています。
以前の勤務先では、患者様の満足度を高めるために、看護計画の見直しや治療方法の改善などに取り組んできました。
また、チーム内でのコミュニケーションの改善や業務の効率化を提案し、結果的に医療ミスの発生率を減少させることに貢献しました。
今後も新しい環境で学びを深め、看護師としての能力を高めていきたいと思っています。貴院での勤務を通じて、患者様の健康と幸せに貢献するために、
常に前向きにチャレンジする姿勢で取り組んでいきます。
緩和ケア病棟で5年間勤務しており、がん患者様とお話しする機会が多かったため、傾聴スキルを身につけることができました。
患者様が話しやすい雰囲気づくりから心がけ、お話を聞く際には相手の言葉をさえぎらず、患者様の気持ちを受け止めることを常に心がけておりました
患者様から「辛い気持ちもあなたに話せて軽くなったわ。家族にも話せなかったのに不思議ね。」と嬉しい言葉をいただくことも多々あります。
貴院でも、この傾聴力を活かし、患者様の不安を少しでも和らげられるよう努めていきたいと考えております。
私は、日々の運動と健康管理を徹底することで、体力に自信を持っています。
看護師として7年間勤務してきましたが、一度も体調不良で休んだことがありません。
小学校からバレーボールを行っており、高校時代には県大会に出場した経験もあります。
看護師の仕事は夜勤もあるため、生活リズムを乱すことがありますが、週に必ず8時間は運動することや、夜勤前の睡眠時間を決めて実行することで、
現在も健康に仕事に取り組んでいます。
貴院でも体力を活かして、休むことなく患者様の健康をサポートし、質の高い医療を提供したいと考えています。
私の強みは、行動力です。
前職では業務改善委員会を立ち上げに貢献いたしました。
新しい事をはじめると最初は反発もありますが、業務改善委員会をつくることでどんなメリットがスタッフに、看護部に、そして病院にあるかを発信し続け徐々にたくさんの方から協力を得る事ができました。
実際に業務改善委員会を発足してから1年間で看護部の月平均残業時間を20時間から8時間まで削減することに成功いたしました。
貴院では未経験分野の仕事にはなりますがこの行動力を活かし、初めての事でもチャレンジしながらスキルアップできると考えています。
私の強みはどんな事にも冷静に対応できるところです。
現職では3次救急指定病院にて救急外来の仕事に3年間従事しております。
一瞬の判断が患者様の生死を分ける、という事を意識し冷静さを保つように心がけてきました。
状況に応じた最善の対応や、医師へのきめ細かな報告、必要な物品の準備などを冷静に判断し、行動に移すことができます。
貴院で仕事をする際にも、冷静に対応できる力を活かして、多くの患者様が安心して過ごす事のできる看護を提供していきます。
私の強みは柔軟性があるところです。
現職の病院では、チーム医療の調整役を努めております。
異なる意見を持つさまざまな人の意見に素直に耳を傾け、先入観や偏りなく対応することが
調整役として重要な責務だと考え、実践しております。
貴院でも柔軟性を活かし、様々なスタッフの考え方や状況を理解し多職種と連携し、よ看護の提供に努めていきたいと考えております。
経験を軸にした自己PR
素早いアセスメントと行動力が強みです。
患者様・ご家族様に安心して過ごしていただけるよう、質の高い看護を提供することを常に意識して仕事に取り組んでまいりました。
前職では脳神経外科病棟にて5年間勤務し、術後管理を厳密に行う必要がある患者様が多くいらっしゃる中で、さまざまなデータからアセスメントする力を磨き、
短い入院期間の中でADLの向上や維持、ご家族様へ在宅復帰のための自己管理方法や指導も積極的に行ってきました。
今後も、患者様やご家族様に寄り添った看護を提供し、より良い医療サービスの提供に貢献していきたいと思っています。
これまで慢性期病棟で経験する中で、患者様の小さな異常をいち早く察知する能力を身につけました。
コミュニケーションをとることができない患者様が多く、異常をいち早く発見するために普段の表情の変化や検査値などのデータを意識して観察しております。
「何かおかしい」と異常を感じたときには全身状態をチェックし、チームで相談しながら臨機応変に対応しています。
貴院でも、常に患者様の小さな変化を察知し、患者様に合わせた看護を行っていきたいと思います。
回復期リハビリテーション病棟で6年間勤務し、患者様・ご家族様とのコミュニケーションを大切にしてまいりました。
忙しい業務の中でも患者様の考えていることや望んでいることに耳を傾け、少しでも時間があれば患者様へお声かけすることを意識していました。また、ご家族様へ在宅復帰のための自己管理方法やきめ細かな指導も行ってまいりました。
そのおかげか、患者様が退院する際「あなたが担当で本当に良かった。安心して退院する事ができる、ありがとう。」と言っていただいた事はとても嬉しかったです。
貴院でも、患者様が安心した生活を送る事ができるように、寄り添った看護をしたいと思います。
クリニックで3年間勤めるなかで、地域の患者様に寄り添う看護を意識するようになりました。
患者様より「通院は大変だけど、あなたとお話することが楽しみしっかりと通院ができる」とお声をいただき、看護師としてのスキルだけでなく、患者様への精神的なケアの重要さを再確認いたしました。
嬉しいお声をいただいてからは、さらに積極的に患者様との関りを持つため「一会話につき、一笑顔」というスローガンを掲げ、患者様と接してまいりました。
貴院でもこれまで培ってきた経験を活かし、地域の健康づくりに貢献していきたいと考えています。
私は様々な病院やクリニックで経験を積んでまいりました。その経験をもとに臨機応変に対応することができます。
看護師として17年経験する中で、内科、小児科、循環器、整形外科、回復期など様々な科で働いてきました。色々な悩みを抱える患者様への対応、スタッフ間の気持ちの良いコミュニケーションなど、多くのことを経験してきた自負がございます。
貴院に採用されましたら、豊富な経験を活かし即戦力となれるように尽力いたします。
私の長所は忍耐力です。高校時代、私はバレーボール部に所属していました。
バレーボール未経験だった私は、2年生でレギュラーになって大会に出場すると目標を決め、毎日部活外でもランニングや自主練習を休日でも欠かさず行いました。
その結果2年生の春に初めてレギュラーになり、その後も引退試合まで継続しレギュラーに選抜されました。
貴院に入職することが出来たら、持ち前の忍耐力で1日でも早く先輩方の働きぶりに追いつけるよう努力いたします。
私は常に向上心をもって努力することができます。
私は出産のために前職を退職し、3年ほど育児に専念しておりました。
しかし、育児の合間の時間でセミナーに参加したり専門書を読んだりと、復職した時の事を考え、看護の知識をアップデートするように心がけて行動しておりました。
貴院でも、仕事をこなすのではなくより良く働けるように常に努力していきます。